知覚的コア・ストレッチとJSAボールエクササイズの相乗効果を狙ったレッスンです。JSAボールエクササイズは直接、関節に働きかけ、関節をなめらかにするので身体の軽さを感じます。そこから、さらに動きを強化していくのですが、身体感覚を鍛える知覚的コア・ストレッチで身体の美しい型を深く追求すると、身体への意識が高まり、イメージ力が上がるので、JSAボールエクササイズでの身体感覚はゆたかに深まります。それをなんとか体感してもらいたいとがんばりました。おかげさまで皆さんの身体に向き合う意識レベルがとても高く、非常に集中した動きが展開できました。
椎骨1つ1つを感じて動かす
肋骨のゆたかな動きを作る
股関節の動きと脊柱ラインの保持
脊柱の側屈はCカーブ
腰仙・仙腸関節の骨盤前傾での押圧
股関節と胸椎回旋は力を抜く事に集中
これら2つのメソッドは身体への意識の仕方が全く違うようですが、練習するほど融合してきます。なぜならば股関節骨頭の丸い回転するようなすべる感覚も両方のメソッドに必要なイメージ感覚だからです。ただ、身体感覚はある動きをして一時的に知覚しても、その感覚を無意識に近い状態にする、つまり、身につけるまでは練習を繰り返すしかありません。感覚は育てるものだとつくづく思います。これはとても楽しい探求です。