福岡でのワークショップ開催は、九州全土から、それに広島や山口からも参加されるので、いつも大にぎわいです。福岡大学の柿本先生のおかげで新体操の学生さん達まで手伝ってくれます。東京につづいて今回も定員いっぱいになりました。
最初の体験型解剖学はより良い身体感覚に導くために、スライドを見ては身体に触ったり動いたりして、動きのイメージまでも変えていきます。自分の身体と真剣に向き合う時間です。
骨・筋・神経・内蔵の機能
進化の過程
棘突起を触って背骨感覚を磨く
関節面の動く様子
机上で記憶する解剖学ではなく、身体の部位を触ったり触られたりしながら、今までとは全く異なった身体や動きの感覚を体験します。みなさん、興味津々!
実技ではボールの特性はもちろん、大きいボールと小さいボールの特徴も動いて理解していきました。そのあとに大小ボールを組み合わせたJSAボールエクササイズを行いました。ボールが増えるほど身体への意識が高まることや身体に上手くなじむ心地よさまでしっかり実感できたようです。
転がりを利用して、背骨と指運動
胸鎖・胸肋関節の押圧と構成運動は大きいボールのおかげで、楽に気持ちよく力が抜けます
肋椎や頸椎への働きかけも身体になじむ大きいボールのおかげで心地よさは倍増します
新体操の選手、JSAで仙骨をすべらしながらの股関節ストレッチは驚くほど可動性を広げます。
本人がびっくりしたようです!
ラストは頸椎のJSA押圧です。刺激的な6時間の締めくくり、心地よさが身体を包み込みます。集中してがんばったからこそ得られる感覚です。
みなさんの意欲と行動に心から感謝いたします!