レポート
REPORT

Gボールセッション2014(東京)

10月25日(土) 12:00~17:30 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
レポート:中尾クラブ事務局 西浦正子

昨年、日本Gボール協会10周年にあたって開催されたGボールセッションが、次の新たな10年に向かっての第一歩として、今年も開催されました。3人の講師のワークショップが一度に受けられるこのスペシャルセッションを受講してきましたので、レポートします。

今年、日本Gボール協会が掲げたテーマは「重力 どう?」です。
最初は、日本Gボール協会理事長の長谷川聖修先生によるワークショップ。宇宙飛行士の若田光一さんが宇宙で行った実験の映像を見ながら「重力のない環境で動くこと」を学び、次に実際にGボールを使って重力の存在を体感しました。

重力がなければフワフワと楽チンなのかな?と想像していましたが、そうでもないのかも。重力という負荷があるから、動きに質が生まれるのかなと感じました。
 
また、いつもは「乗っている」ボールを自分が「載せてみる」と、自分の身体のバランスや姿勢をより意識するようになって面白かったです。
 

続いて、日本Gボール協会副理事長 阿部良仁先生のワークショップでは、東北被災地の仮設住宅で継続されている運動指導をもとに、股関節の動きを中心に学びました。

ボールの上で骨盤の前傾・後傾

母指球を押して股関節から回旋

 

3つめは中尾和子先生による大小ふたつのボールを使ったワークショップ。それぞれが1時間半ずつのワークショップたったので、本当にあっと言う間。まだまだもっとボールに乗っていろいろやってみたい、と感じました。

ボールにゆったりともたれるだけで身体が楽に、心地よく感じます。
最初は難しく感じる骨盤の前傾・後傾も、繰り返し行なううちに動くようになってきて嬉しい!

ボールに座ると、座骨を垂直に突き刺して座る、という感覚がよりわかりやすいです。
そして最後はちょっと難しいエクササイズ。ボールの転がりに左右されずに体幹を保つ、ということがまだまだ難しい!
 

最後はみんなで記念撮影。

ボールを使った運動はとにかく自然と笑顔になっているところが素晴らしいです。歯を食いしばって頑張るのではなく、心地よい身体を追求していくエクササイズ、これからも様々な形で学んでいきたいと思いました。
ありがとうございました!

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