レポート
REPORT

実践 保健指導・栄養指導ブラッシュアップセミナー 東京
「気づくことで変えられる日常動作〜姿勢と呼吸がすべての基本〜」

2011年12月3日 13:40 - 16:40 東京医科歯科大学5号館4階 講堂/主催:(社) 日本栄養士会、(社)東京都栄養士会
(report by Shoko Nishiura)

11月26日に栃木で開催された「実践 保健指導・栄養指導ブラッシュアップセミナー」が東京でも開催され、同行させていただきましたのでレポートします。
当日は冷たい雨の降る悪天候でしたが、日頃から栄養指導に携わっているたくさんの栄養士さん方がお集りになりました。

まずは講義から。

「生活習慣病」の原因となる偏食、いつのまにか身に付いてしまった悪い姿勢は「無意識」によるもの。これに意識を向けることで徐々に日常動作を変えることができる、というお話。

心は身体についてくる、行動が気持ちを心を変える、それを体感します。
ダウンな気持ちだと身体も重く、明るくほがらかだと身体も軽やかに。

「見る」ことで、平行や均等、左右対称などに意識を向けて、楽な姿勢はどういうものかを感じます。

そして「ボディマッピング」。頭蓋骨、第一頸椎など、自分の身体で場所を確認していきます。
みなさん、真剣な面持ちでご自分の身体と対話されていました。

今回の会場は残念ながらボールでのエクササイズはできませんでしたが、座席に座りながら、またはその場での立位で、呼吸運動や肩甲骨をすべらせる動作、背骨を元気にする運動などを行ないました。

肩をあげて、下ろして呼吸運動

肋骨の間を広げるように

背中を思い切り引きずりおろす

背骨をひとつひとつ回旋させる

糖尿病など生活習慣病の患者さんたちに栄養指導、食事指導をする際、運動についても質問をされることが多いとのことで、セミナー終了後も先生に質問しに来られる方も。熱心に学ぼうとされる姿勢が素敵だなーと思いました。

毎回、セミナーに同席させていただく度、新しい学びが増えていくと感じます。ありがとうございました!

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