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JSAダブルボール6時間ワークショップ in 京都

2011年10月16日 11:00 - 17:00 ウェルネスクラブオーク21/※中尾クラブ会員限定セミナー
講師:中尾和子、澤祐平
(report by Shoko Nishiura)

中尾クラブ主催として初回のJSAダブルボール・ワークショップは、JSAの認定を取っておられる方、トレーナーの資格をお持ちの方、JSAの認定取得を目指している方などが参加され、会場はぎっしり満員!学びたい、習得したいという熱意があふれていました。幸運にも、このワークショップに同行させていただいたので、拙いながらレポートいたします!

当日はLPGA副会長の中村悦子さん、理事の奥村ひとみさんもゲストとして参加されていました。LPGAではティーチングプロ対象のJSAボールエクササイズが行われているそうです。

6時間休みなしのワークショップ、全員にVAAMウォーター2000&2000とスーパーヴァームゼリーが配られてスタート。
はじめに中尾先生から「ダブルボールの意味」と「なぜダブルボールなのか」のレクチャー。つづいて、JSA手技療法協会選任講師の澤先生から、あらためてJSAとは何か、関節包内運動とは、構成運動(凹凸の法則)とは、の説明がありました。

ダブルボールとは2個、という意味じゃなくて、身体の緊張を取り除いたり、ストレスをなくすためにいくつでも使っていいとのこと。

構成運動には「すべり」「転がり」「軸回転」があり実際はこれらが組み合わさって起こる、
と澤先生。

その後早速、ポジション別・実技例の講習。
いずれのポジションについても、まず「押圧」、それから「構成運動&エクササイズ」の実習へと続きます。

ダブルボールだと左右均等対称

正確なボディマッピングが大切称

まず押圧。力が抜けるまで、ゆっくりと時間をかけて。それからエクササイズ。

第1胸椎の位置を自分の身体で確認

力が入っている箇所に意識を向けて

一層身体をゆるめることのできるようなキューイングがとても大事。 自分で感覚をつかむことで、それは言葉に変わっていく、と中尾先生。

立位で腰仙関節の押圧と、骨盤を移動させる運動

左右のボールをくっつけると膝立ちしやすい。
頭の上にボールを当てることで、中心がどこにあるかを感じられる。

6時間があっという間に過ぎてしまったワークショップ。最後は首と仙骨にボールを当てて、明かりを消してリラックス。中尾先生のキューイングで寝息が聞こえてきそうな静けさのなか、すべてのプログラムが終了しました。

JSAの指導に携わっていこうとされている方たちの、ものすごい集中力と吸収力を感じる6時間でした。
緊張しなくてもいいようにボールを置く=それがダブルボール。見よう見まねで私も同じようにボールを当てたり、エクササイズするなかで、身体が休まって、同時に気持ちも休まったように感じます。6時間、全然疲れませんでした!

正しく動くことを続けていれば、身体が正しい姿勢を覚えていくJSA。私ももっとJSAのことを知って、経験していきたい。そう強く思うワークショップでした。
貴重な経験をさせていただいて、本当にありがとうございました。

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