■■■ 中尾和子*2011年5月の活動報告(1) ■■■
2011年 第25回フィットネスセッション(2011/05/03-05)
会場:東京YMCA東陽町ウエルネスセンター
「一致団結 日本!」フィットネスセッション実行委員会 前田励文代表のスローガンのもと、
フィットネスセッションが開催されました。
こんなときだからこそ、元気を本気で日本中に届けたいと、
フィットネスセッションスタッフも協賛企業も参加者も、みんなが一緒に頑張りました。
私はいつも以上に人とのつながりの大切さを感じました。
中尾和子は5本のセミナー&レッスンを担当しました。
G-ball for All 〜すべての対象、あらゆる目的に対応できるGボール〜
5月3日10:00〜12:00
- シニアに特化した心も体も軽くなるボールエクササイズ(中尾和子)
- アスリートやスポーツ愛好者に必須!ポステリアチェーンの強化(安部良仁)
- 子供たちが笑顔で動き出すプレーニングPLAY+TRAINING(長谷川聖修)
これらの3つのレッスンを展開、それぞれがあまりにも違って面白く、
ボールのすごさをあらためて思い知りました。
うっかり画像を撮ってもらうことを忘れました。
この様子は日本Gボール協会HPで見てください。http://www.g-ball.jp/
<うれしいお知らせ>
前事務局長の亀田まゆこさんが復帰します!
お母さんになった亀田さんはさらに魅力的に変身しています!
JSAダブルボール 〜あらゆる人の可能性を実現に導く〜
5月3日 16:30〜19:30
JSA手技療法協会選任講師の澤祐平さんとそうとうな時間をかけて準備したコラボレーションセミナー。ボールを2個以上使う利点は沢山あります。1個では狙うのが難しいものも2個では簡単にできたりします。研究するほど、実際のレッスンで実施するほどおもしろく、関節へのアプローチもエクササイズバリエーションもぐんと広がりました。
Wボールの利点
- 左右対称均等
- ポジションとエクササイズのサポート
- 身体や動きへの意識拡大
 
ひとつのボールよりふたつを脇にはさんだほうが、左右均等にアプローチできます
 骨盤を安定させられるだけでなく、ボールの圧が確実に仙腸関節を捉えます(腸骨にボール2個)
 
【左上】スケルトンでボールの位置の確認
【右上】肋椎関節・腰仙関節の両方にアプローチ

【左上】意識して、集中して、力を抜きます
【右上】やさしい手のアシストが力の感覚を磨きます
無駄な緊張に気づき、どうすれば力を抜いてリラックスできるのか、そんな術を感覚で学ぶJSAボールエクササイズだからこそ、手技療法に似た「人の手のアシスト」の必要性を強く感じます。自らの自発的な感覚の中で関節か滑り身体が軽くなることを確実にするためです。
ですから、そうなんです!「JSAアシスト」を完成させるべく、研究を始めました。
今年中には形にしたいと考えています。
しなやかさのメソッド 〜質の高い動きを知覚する〜
5月4日 10:00〜12:00
空間をどのように移動するのか、心地よい美しい動きを探究するワークショップです。JSAボールエクササイズで関節がなめらかに滑る感覚を育て、BMCで自身と深くつながる、それらの積み重ねが、さらに動きを洗練させていると感じています。つまり、自分のやっているすべてのことは有機的に相互依存していると分かってきたのです。
 
【左上】足裏をていねいに使う
【右上】股関節の滑りと無駄な力を伝染させない

【左上】はやいターンはどうすればいい?
【右上】身体の上下の中心軸移動
動きを追求していくうちに、いくつかの法則に収斂してきます。それは無駄がなくなり、細やかでダイナミックになることでもあります。そこに感情移入すれば、表現になり、言葉をはるかに超えた強いメッセージを発し、人の心を揺さぶります。
新生明治!VAAMスペシャルレッスン
5月4日 13:45〜14:15
 
【左上】5人のリードインストラクター
【右上】中尾の深呼吸からスタート

やっぱりエアロビクスダンスはたのしい!
終わって記念撮影
VAAMの強力なサポートで、90分を目いっぱいに動きました。
VAAMのおかげで、エネルギーを思いっきり出し切ることができます。
動くことは身体だけではなく心も変えます。
自分を元気にさせる術を心得ている人たちが集まると、こんなにもパワーがさく裂するのだといつも思います。この元気を日本中に伝染させたい!
呼吸を内臓から学ぶ 〜動きの原点にふれる〜
5月5日 15:30〜18:30
4年前から台湾に行って学んでいるBMCを何とかフィットネスと融合させたい、その想いが実現しました。吉田美和子さんは日本でただひとりのBMCプラクティショナーです。彼女と台湾で出会って以来、さらにBMCを学ぶチャンスに恵まれ、筋骨だけの身体感覚から、そこに、体液が流れ、内臓が埋まり、豊かな身体感覚が育まれました。ですから私の動き自体もずいぶん変化しました。この心地よさ、豊かさを何とか伝えたいと必死でがんばりました。
 
ネッターの解剖図はほんとうにリアルです。イメージがどんどん広がります

身体に耳を傾け、手の感触で肺の動きや質を感じる
 
【左上】消化器官のイメージ
【右上】3人がモニョモニョと内臓の気持ちになった

肝臓から膵臓、そして脾臓へ・・・・集中して、感じる

【左上】内臓に集中し、内臓から動く
【右上】ひとりひとりの感じるままの動きがすごい!

内臓の容器である筋骨を覚醒させて、内臓とともに動き、呼吸を学ぶ
10年以上もアメリカに通ってBMCを学ばれた美和子さんは非常に感性の豊かな女性、
人をやさしく包み込んでしまう彼女のおおらかさにいつも魅せられます。
コラボをする、人とつながる、だからこそ、発見があり、喜びがあります。
最後の30分は私が一番思い続けたパート、BMCとフィットネスを融合させた体現でした。
内臓や呼吸など、身体について考え、感じ、いくら動き続けてもゴールはなく、そこにはいつも新しい感覚があるだけです。それが面白くてしかたない!
感覚はすべてを変えます。
ときめき、喜んでいる自分に出会えるのです。
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