■■■ 中尾和子*2010年05月の活動報告(1) フィットネスセッション特集 ■■■
第24回フィットネスセッション レポート (2010/05/03〜05)
写真と構成: studio-dune
スポーツとフィットネスのEXPO、 FITNESS SESSION、
東京都江東区のYMCAウエルネスセンターにて、にぎやかに開催中!
24回目のテーマは 「自己観察 SENSING」
中尾和子は、4日・5日の2日間で合計5クラスを担当することになりました
コア・ストレッチ&ダンス〜美しさを存分に引き出すために〜 (2010/05/04)
「体を動かすこと」の感覚と意識に注目した連続講座「深呼吸フィットネス」にて 大好評展開中のプログラムが、フィットネスセッションにやってきました

「コアなスポーツクラブ会員など一部の人にだけ受けるようなインストラクターを越え、
一般の人からも憧れられるような美しい立ち居振る舞いを目指しましょう!」


「骨」「関節」「筋肉」「感覚」を徹底的に解説しながらのウオーミングアップは、
BGMをかけるだけでエレガントなダンスに早変わり。
スポーツクラブのレッスンでは絶対にあり得ない、希有な時間です。

それにしてもこの短時間で一本の振りが完成するとは・・・・
フィットネスセッション参加者のレベルの高さが偲ばれます。
VAAMプロスタッフ スペシャルリレーレッスン (2010/05/04)
フィットネスセッションのオフィシャルドリンク「VAAM」提供のスペシャルプログラムは
VAAMプロスタッフによるリレーレッスンでした。
中尾和子はウオーミングアップを担当。
 
【左上】「肩関節をスルスル滑らせて・・・」 【右上】ロールアップは丁寧に
 
【左上】背骨を、ひとつひとつ旋回させて・・・
【右上】「キックするときに潰れない! 上半身は引き上げて、上!」
 
ハイテンションのリードに引っ張られ、みんなの体がいい感じにあたたまってきたところで
→倉橋照美さん・山田暁子さん・佐藤智子さんトリプルリードのエアロビクス、
そして→金田泰子さん→高田巌さん→村山さとみさん→増子俊逸さんへと
リードのバトンが渡されて、そして怒濤のフィナーレへ・・・・
 

しかし。リードインストラクターは変われど、参加者の皆さんは90分ぶっとおし・・・
良く体が持つものです。
皆さんの日頃の鍛錬と、合間合間に飲んでいたVAAMのおかげなのでしょうか。
あなたを変えるKY体操 〜高齢者に特化したボールエクササイズ (2010/05/04)
KY体操はチェアエクササイズの竹尾吉枝先生と、
スモールボールエクササイズの中尾和子の共同開発による、
高齢者のための新しいエクササイズ。
生きる基盤(K)となる、だれにでも役立つ(Y)体操 です。
 
KY体操は、高齢者の自立と健康長寿を目的として考案されました。生きることは動くことです。
肉体的に楽になり、精神的に意欲が出れば、もっともっと動くことができるでしょう
 
KY体操は、呼吸と姿勢の改善に集中したエクササイズ。
生きるための3つのシステム「嚥下・消化・吸収、循環、呼吸」を維持・向上させ、立つ・歩く・座る・持つなどの日常動作の改善へと働きかけます。
 
 

受講者の殆どは、すでに高齢者の方々へ運動指導を行っていらっしゃる方々でした。
さっそく明日からの指導に活かそう、という気持ちの表れか、
一言も聞き漏らすまいと熱心にノートを取られる方が非常に多いクラスでした。
ファン!!ダメンタルGボール 〜体がはずめば心もはずむ〜 (2010/05/05)
NPO法人・日本Gボール協会提供のプロモーションプログラムです。
講師はお馴染み 理事長の長谷川聖修先生=筑波大学の教授(文部科学省の方から来られた方) と、
副理事長の中尾和子=健康大使(厚生労働省の方から来ました)。
どんな固い内容かと想像する方にこそ、参加して頂きたかったクラスです(謎
 
fundamental (ファンダメンタル:基本となる、土台をなす、重要な)という言葉、
運動の世界ではしばしば「基礎体力」を指すとのこと。
FUN (楽しみ、喜び)とMENTAL (精神的な)を含めた、
人間の底力(fundamental)が
講座のタイトルに込められていたのでした。
<前半担当:中尾和子>

大きなボールに座って行う、正しい姿勢のためのエクササイズ。
骨は重力に沿って綺麗に並び、関節はなめらかに動く。
無駄なく、効率よく、最低限の労力で動ける体をめざします。

呼吸の力を借りて、関節の動きを良くします
 

終盤では、ボールに体をあずけ、今使った筋肉を延ばしてリラックス・・・・
5分間の休憩を挟み、後半へ続く。
<後半担当:長谷川聖修先生>
回転するボールに座り、アンバランスな状態を遊ぼう
座ったボールを弾ませ、心地よいバウンド感覚を楽しもう
スイスには、椅子のかわりにGボールを採用している小学校があるそうです。
「人間は体を動かした方が頭が働くようにできているんですね、
昔の哲学者も散歩しながら思索していたでしょ」 と事例を出される長谷川先生、
Tシャツに素足のラフなスタイルですが、お言葉には説得力が溢れます。
「さすがやなぁ、大学教授は説得してナンボのお商売やなぁ」と、関西弁で思いました。

「シンクロナイズドGボール」の課題「虹とボール」のお披露目と練習。
アニメ『鉄腕アトム』のテーマソングっぽいマーチの曲に合わせた二人ひと組の演技は
大きなボールの楽しさを存分に伝えてくれる構成です。
 

見るのとやるのは大違いです。長谷川先生が簡単そうにやられる動きが、実はものすごく難しかったり。「絶対出来ないよ〜 こわいよ〜」と思っていた動きが、やってみたら案外いけたりして。

終盤近く
一斉に宙を舞う大きなGボールの美しさに思わず見とれてしまいました。
それにしても長谷川先生のお話は面白すぎです。会場は爆笑の渦でした。
このセミナー以上に笑えたフィットネスセッションのセミナーがあればぜひご推薦下さい!
来年のセッションで、ぜひ取材にお伺いさせて頂きます! ^^
「シンクルナイズドGボール」および「虹とボール」に関するご質問や資料請求は、
NPO法人・日本Gボール協会へお問い合せください。
関節運動学を学ぶ 〜動きの質を高める指導のために〜 (2010/05/05)
「関節運動学は、目に見える骨運動学(屈曲・伸展・外・内転など)とは対照の、
目に見えない関節の面と面の動きを研究する学問です」
と、セッションガイドブックで紹介されているクラス。何やらとても難しそうですが・・・
 
 

言葉だけでは難しい理論も、体で感じれば何と判りやすいことでしょう!
 
 
後半、JSA(ジョイントスケーティングアプローチ)の動きがどんどん入りました。
ラスト数十分、マットの上の小さなボールに体を預けてリラックスすれば、、、
なんと睡魔が襲ってくるではありませんか! まじ、眠いです・・・・
「このまま眠ってしまえたら、どんなに気持ちいいだろう」
↑
これはJSAを体験された数多くの方が口にされる感想なのでした。
参加者の皆様、受講お疲れ様でした。また来年お会いしましょう!
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