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近況と活動報告
活動報告一覧

■11月活動報告(2)

JAFAアカデミー第2回:フィットネスとは何か
アンクスウエルネスセッション2009 in大阪
スポーツ報知健康教室 in秋田
第20回 フィットネスホットライン in大阪


■■■ 中尾和子*2009年11月の活動報告(2) ■■■

JAFAアカデミー 第2回:フィットネスとは何か (2009/11/28・29 土・日)

JAFAアカデミー
主催:(社)日本フィットネス協会
後援:(財)健康体力づくり事業財団
  :(社)日本栄養士会
  :(社)日本フィットネス産業協会
初の試みであるJAFAアカデミー(4回8日間のスケジュール)は、
JAFAの強い思いが込められています。

(社)日本フィットネス協会理事長 鶴見幸子さんの言葉(下記)にそれが凝縮されています。

JAFAは“効果のある運動の正しい普及”をキーワードにして、指導者養成の再出発点として、“JAFA Academy”を開催します。
「健康を守るとは何か」「フィットネスとは何か」「指導とは何か」「経営サイドから指導者に期待するものは何か」こうした原点をフィットネス業界の現場で活躍されている講師たちと徹底して討論する、その機会を提供するのが“JAFA Academy”です。
明確で分かりやすい言葉、エビデンスに裏打ちされた指導内容、そして、卓越した身体動作によって“効果のある運動”を正しく伝えるのが真のプロです。
そうしたプロのフィットネス指導者を一人でも多く増やしていくことを“JAFA Academy”の目的とします。

講師:高順姫、中尾和子 
このJAFAアカデミーの面白いのは、講師はあくまでコーディネーターにとどまるというところ。
参加者は、ただ受講するだけではなく、十分な時間をかけて考え、議論し合い、
それをまとめて文章化しなければなりません。参加者がものすごく大変なのです。
アカデミーがどのように展開していくのか、とにかく、わくわくしぱなっしでした。

一日目

参加者一人一人の「どのような指導者を目指すか、そのために必要なことは?」について
2分間プレゼンテーションからスタートです。
参加者15人の皆さんの印象が強烈でした。
願書と小論文を提出し、選考されないと参加できない
このアカデミーに集まった人たちの迫力を感じました。

そのあと、私、中尾和子の講義です。
皆さんの集中力は半端じゃありません。
ここまで真剣に集中してもらえると、話していて、ものすごくうれしくなります。

フィットネスをどう考えているか?指導者とはどうあるべきか?
自分の考え、実際にやっていること、提案したいことを伝えました。


【左上】会議室なので静かに話しはじめたのですが
【右上】やっぱりアクションが多くなります


【左上】実技も交えて熱演しました
【右上】高順姫先生の講義


【左上】 パートナードリルの様子
【右上】高先生の熱い思いが伝わります

このあと参加者は質疑応答とともに議論をし、
最後に「フィットネスとは何か」自分の考えをまとめてレポート案の作成をします。
大変です!アウトカムをきっちりと行うのです。

そして、1時間後、夕食を兼ねた懇親会に入りました。

二日目

昨日作成したレポートを小グループの中でプレゼンし、お互いに批評しあい、
さらに質疑応答で深い議論を行い、それぞれの考えをまとめていきます。
そして、最後に一人ずつの8分間プレゼンテーションが行われました。


【左上】 プレゼンの様子
【右上】ラストの講評と総括

このハードなアカデミースケジュールの中で、参加者の皆さんはほんとうに真剣でした。
「頭がぐちゃぐちゃです!」とか「受講するだけと思っていたのに!」など、
これら参加者それぞれの思わくや状況などお構いなく、
最後のまとめのプレゼンテーションは行われました。
考えを伝えきれないことや迷いもあったでしょう。
でも全員が終わった時には感動しか残りませんでした。
参加者にとってこの経験が、この工程がものすごく重要なのだと思いました。
また、私たちスタッフ側も非常に大きな刺激を受けました。
立場など関係なく、JAFAアカデミーのすべての皆さんに心から感謝いたします。

JAFAアカデミーで
私自身、あらためて「フィットネスとは何か」深く、必死に考えました。
考えても考えても、やっぱり、自分の考えの変わっていないことに気づきました。
軸がぶれることなく、同じ信念でいることに自分で安心いたしました。

一言で言うと
「フィットネスとは、自分の喜ぶことを、人の喜ぶことを行動に移すこと」

私のフィットネスの考え方を中尾クラブのメルマガで少しずつ配信していくつもりです。
JAFAアカデミーの議論だけに終わらず、もっと多くの人を巻き込んだ議論にしたいのです。
フィットネスとは何かを真剣に考える価値があると信じているからです。

ぜひ皆さんも一緒に考えてくださいね!
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アンクスウエルネスセッション2009 in大阪 (2009/11/23 月・祝)

時間:16:15〜18:15
会場:セントラルスポーツ平野店

「動きの質を高めるための関節運動学」
〜JSAとともに身体の動きを通して学ぶ〜

毎年、秋に東京・大阪で開催されるアンクスウエルネスセッションを、
私はとても楽しみにしています。
なぜかと考えると、いつも会場に入ったとたん、
パーッと明るいエネルギーに包まれるからです。
スタッフやインストラクターの笑顔があふれているからです。


【左上】 笑顔のスタッフの方が迎えてくれます。彼女たちの明るさにとても安心します。
【右上】質の高い動きとは?関節運動学と合わせて考察していきます


【左上】 骨盤をゆりかごのように傾けるのに大臀筋は使いません、案外これがむずかしい!
【右上】今回からこのセッションの実行委員長を務めた金田康子さん

セントラルスポーツにはスモールGボールのプログラムがはないのですが、
関節運動学に基づいたJSAセミナーをさせてもらっています。
あらゆる方向から指導者が学べる機会を設定して提供するという、
セントラルスポーツの姿勢に喜びを感じます。
「来年はコア・エアロビクスをさせてもらおうかな?・・・」
えっ!来年ことを言ったら鬼が笑う?
すでに次に思いを巡らせている自分に、楽しい仕事なんだと納得します。

来年もいくぞ!アンクスウエルネスセッション!
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スポーツ報知健康教室 in秋田 (2009/11/22 日)

時間:10:00〜13:00
会場:二ツ井町総合体育館
特別協賛:明治乳業

フィットネスホットライン終了後、秋田に向かいました。
秋田空港から車で1時間以上、やっと二ツ井町に到着です。
思わぬ寒さに震えましたが、「山菜ときりたんぽ」で身体も気持ちもほっこり。
しかし、本番の朝も非常に寒く、寒がりの私は嫌な予感?
その心配的中!広い体育館の暖房は効いていない!
最初の講義でフィットネス・ウエアになったとたん、声は震え、鼻水が垂れ、、
「最後まで・・ぶるぶる・・できるんやろか?」

参加者の方の防寒着はばっちりです
しかし、しんしんと冷えてくるのです。
じっと座ったままでは寒さがこたえます。

私は必死でオーバーアクション
(道化師みたい?)でしのいでいました。


【左上】 講義中もお構いなく「四足動物になってみよう!」
後ろに移動して少しでも温かくなるように動きました
【右上】ウォーキングを始めると体がホカホカしてきます


【左上】 後半になってやっと館内も暖かくなってきた
【右上】いつもの腹筋エクササイズ

能代から参加の川尻邦子さん率いる
パワフルチーム

厳寒の中を気合いでやりぬいた感がありました!ちょっと大げさ?
でも終わったら、あんなに寒かったことがうそみたいです。
いままでの健康教室の中では一番よく動いたでしょう。
目を閉じてゆっくりと行う呼吸運動もそこそこに、
身体全身を大きく動かすストレッチやコア・コンディショニングをしました。

寒かったせいもあるのですが、
運動習慣のある方が多く、とてもきれいに動かれたからです。
「また、来て下さい!」「おっと・・・来るのであれば夏やわな?」

【右】二ツ井町 きみまち阪公園
健康教室の後、プチ観光
2〜3週間前まで、公園一帯が色とりどりに染まりものすごい迫力だったそうです。 すっかり終わった紅葉の中、1本のもみじが、
浮き出すような鮮明な赤で、
風情ある趣を残してくれていました。ラッキー!


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第20回 フィットネスホットライン in大阪 (2009/11/19〜22)

※中尾和子は21日:「関節運動学を学ぶ」を担当しました

会場:大阪府立門真スポーツセンター・なみはやドーム
主催:フィットネスホットライン実行委員会

今年20周年を迎えたフィットネスホットライン!
20年間、フィットネス指導者やフィットネス愛好家に
探求と発見の場を提供し続けてこられたことに、あらためて感謝の気持ちがあふれます。
また、20年間ずっと講師をさせてもらったことにも驚きです。
一生懸命だけでやってきたようにも思うフィットネス人生、
20年前37歳だった私が、今は「アラ還」・・・やっぱり・・・驚きですね。
そんな事情もあり、今年のフィットネスホットラインは始まる前から感慨深いものでした。


【左上】朝一番のクラスでしたが会場は熱気にあふれています
【右上】膝関節で潤滑の理論の体感


【左上】 肩甲骨・鎖骨・胸肋・肋椎の関節面の動きと呼吸
【右上】股関節押圧とともに意識して力を抜いていく

よく「偶然は必然」ということを言いますが、
まさに治療家の田口幸三郎先生との出会いは偶然で、そこから関節運動学を学び、
JSAを開発できたことは必然なことだったと感じています。
痛みが軽減でき、身体が軽く動く感覚は、だれにとっても嬉しいこと。

今回、ほんとうに真剣なまなざしで受講してくださった参加者の皆さんから、
大いに刺激を受けました。ありがとうございました!

JSAがより多くの人々の役に立つように、
このプログラムを進化させ続けなければなりません。
だから、私の勉強意欲は膨らむ一方です。
ますますがんばります!

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