■■■ 中尾和子*2009年11月の活動報告(1) ■■■
スポーツ報知 健康教室 in 青梅 (2009/11/15 日)
会場:青梅市総合体育館
時間:11:00〜14:00
主催:スポーツ報知
協賛:明治乳業
久しぶりに開催された報知健康教室、久しぶりのうれしい感覚が戻ってきました。
この健康教室はちょうどお昼前から始まるので、昼食はVAAMになります。
その訳は自分の持てるエネルギーをどんどん使えるという感覚を身体で体感するためです。
お腹のすくことなど忘れてしまい、自分の身体への探求に夢中になる3時間なのです!
 
【左上】最初に座学、身体の仕組みやよい姿勢・呼吸運動を学びます
【右上】「座骨をつきさす」はいつものテーマ
【左】座骨をつきさした身体感覚に耳をすませます
レクチャーが終わって、トイレに行って、一気にVAAMを飲んで、
さぁ!動きましょう!この日、体育館の中はかなり冷え冷え、
なので、まずウォーキングからスタートしました。
私の冗談にみなさんケラケラ、にこにこ笑われます。 うれしい笑顔のウォーキングになりました。
 
【左上】股関節に意識を向けると歩く感覚が変わります
【右上】歩くときの足裏の使い方説明
 
【左上】足を気にすると背中のラインを忘れたりします。体中に意識を向けることは難しい!
【右上】背骨と肋骨を意識したエクササイズ
【左】美しい姿勢に重要な深層部の腹横筋を鍛えます
皆さんとても熱心で、きれいでした。自分の身体と向き合うこの3時間の中で、
いろいろなことに気づき、どのようにすれば楽に心地よく動けるのか、
新しい感覚にときめきながら楽しんでくださったようです。
「運動とは感覚を鍛えること、無駄に力を入れるのではなくて、
身体の使い方、つまり力を入れるところの住み分けを学ぶことです。」
伝えたいことがしっかり伝わったような喜びがありました。
それは、参加された皆さんの集中力がすごかったおかげです。
サポートしてくれたVAAMの力も大きい!
スポーツだけではなく国民の健康のためのイベントを各地で開催している
スポーツ報知に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
次週は秋田県二ツ井に行きます!
三浦雄一郎 特別講演 in 山形 (2009/11/14 土)
主催:株式会社ツルハ
協賛:明治乳業
ゲスト講演:中尾和子「いつでもどこでもできるフィットネス」〜姿勢と呼吸〜
トークショー:三浦雄一郎
司会・進行:深山計
ドラッグストアチェーン「ツルハドラッグ」と明治乳業の共同企画が、山形で開催されました。
【左】会場入り口にはVAAMシリーズが勢ぞろい
 
スクリーンを映すために会場が少し暗くて、だから、暗い写真になりました
私は真っ黒けで見えない? (←色調補正したので無問題です^^ from更新担当者)
【左】「背中が痛いのでどんな体操が良いか教えて」という参加者の方に即席体操教室実施
講演が終わった直後、何人かの方から身体について、運動について、質問がありました。
最近の講演で感じることは痛みを抱えている人があまりにも多いこと。
ちょっとした痛みでも病院に行ってしまい、
どこも悪くないと言われたけど「痛い!」という、こんな方が多いのです!
ストレスや緊張・姿勢から起こっていることが多く、
呼吸運動をしただけでも楽になったと言われます。
フィットネスとは
無駄な緊張を取り除き、本来の身体の機能を取り戻すもの
だと、さらに強く思いました。
【左】三浦雄一郎さんトークショーの様子
【右】VAAMセットが当たる抽選会
【左】三浦雄一郎さんと久し振りツーショット!
世界最高峰へのチャレンジとは無理・無茶をすることではなく、
過酷な努力の積み重ねと用意周到な準備の裏づけがあるからこそできるのだ
と、あらためて感心しました。
エベレスト8000メートル付近になると温暖化の影響もあり、
晴れると50℃くらいまで温度が上がるそうです。
しかし、陰になっている背中はびっしょりの汗が凍っているのだとか。
一瞬で天気が変わり、曇ったとたん-10℃くらいにすぐ下がってしまう。
あまりにも過酷なエベレストの自然環境のお話はとてもおもしろくて、
もっと聞きたいと思いました。
参加者の皆さんも大層楽しまれたようです。
人々が喜ぶ、そして、人々の健康に役立つセミナーを積極的に展開している、
ツルハドラッグと明治乳業に心から感謝いたします。

【上】記念撮影
第10回 健康日本21全国大会 in富山 (2009/11/11 水)
会場:富山県民会館
主催:厚生労働省、健康日本21推進国民会議、健康日本21推進全国連絡協議会、
富山県、富山県健康づくり県民会議
後援:総務省、文部科学省、農林水産省
<基調講演> 中尾和子
<シンポジウム>
コーディネーター 厚生労働省 総理大臣官房参事官 塚原太郎氏
パネリスト
管理栄養士:青山暁美氏、富山大学教授:小野寺孝一氏、
富山産業保健推進センター所長:鏡森定信氏、
富山県食生活改善推進連絡協議会会長:宮岸裕美子、健康大使:中尾和子
大役を務める日がやってきました!
このような国を挙げての大きなイベントでの基調講演は初めてです。
私のような一フィットネスインストラクターがよく指名されたものだとおどろきつつ、
健康大使に任命された時のように身にしみて喜びを深く感じました。
その分、責任も重大です。
身の引き締まる思いでのぞみました。
富山県民会館では第22回健康と長寿の祭典が同時開催されていました。
 
【左上】健康づくりに関する展示やブースがたくさんあります
【右上】手作りクッキーや生活用品などの即売もあり大賑わい
【左】演歌に合わせた体操も披露
会場へ移動
 
【左上】舞台裏では着々と準備が・・・
【右上】1200席の会場はほぼ満席に
 
【左上】<オープニング>なんとかわいい!めぐみ幼稚園マーチンぐバンドの演奏
【右上】<開会式>主催者挨拶は厚生労働省と富山県から(上は石井隆一富山県知事)
<基調講演> 「もっと元気に輝くために!」
〜いつでもどこでもできる美しい姿勢のつくり方と呼吸法〜
 
【左上】早口にならないように心掛けました
【右上】横隔膜や肋間筋など手話の方は言葉に大変だったのでは?
【左】立ったり座ったり参加者の方も大変?
富山を訪れるたびに「富山県民はおとなしい、地味なんです」と言われます。
でも会場からはとても良い反応をいただき、楽しんでくださっているのが分かりました。
以前、大変お世話になった富山県栄養士会の西田秀子会長はじめ栄養士の方や指導者仲間も応援に来てくださったので、とても心強く、私も落ち着いてしっかり集中できました。
ほんとうにたくさんの人に支えられていると感じました。
 
【左上】各パネリストの活動発表
【右上】私もひとこと・・・
全国各地に行って、その土地の自然にふれ、そこに生活している人たちと一緒に仕事をする。
ほんとうに仕合せなことです。
今回、富山県厚生部健康課・健康増進係長 酒井保宣さんの強い姿勢
「来てくださった方に喜んでもらいたい!」
この情熱と行動力に大きく心動かされました。
仕事への使命感や責任感に加え、この人のためにも頑張ろうという同志のおかげで、
やりがいと充実感に満たされます。
人はやっぱり人で動くのだと思いました。
人とのめぐりあわせに心から感謝いたしました。
ありがとうございました!!!
JSAベーシック&エクササイズ初級クラスin京都 (2009/11/08 日)
会場:ウエルネスクラブ オーク21
時間:11:00〜17:00
JSAは関節運動学に基づいて開発しているので、
骨の位置や形状だけではなく、関節面と面がどのようにすべり、転がるのか、
スケルトンを見倒しながら理解していきます。何度見ても、頭はしょっちゅう混乱します。
200もある関節のうち、10の主要関節だけでも消化するのは大変です。
それに加えて、関節面の動きを身体感覚で捉えられようになるためには、
相当な時間が必要になります。
でも、この関節が軽くなる感覚はほんとうに心地よい!
自分の身体が軽く感じ、動きがなめらかに感じます。
<スケルトン君に学ぶ> 見て、納得して、見て、自分の動きにあてはめて・・・
 
 
何度見ても飽きない!関節の形や位置を見るほど
人体の不思議とすごさに圧倒されます。
皆で、わいわい、がやがや、うんうん、一生懸命学びました!
集中している6時間の早いこと!
おもしろくて仕方ないセミナーです!
JSAベーシックは東京・福岡でも開催予定です! 興味のある方はぜひ参加してみてください。
生活習慣予防・保健セミナーin 京都 (2009/11/07 土)
味の素グループ創業100周年協賛事業
〜保健指導における成功へのカギ!〜
主催:社団法人京都府栄養士会 社団法人日本栄養士会
後援:京都府、京都市、社団法人京都市医師会、KBS京都、京都新聞社、日本料理アカデミー
協賛:味の素株式会社
協力:NPO法人うま味インフォメーションセンター
会場:同志社女子大学今出川キャンパス「心和館」
講師:料理研究家 村上祥子先生・有富敏子先生・中尾和子
今度で5回目を迎える「保健セミナー」が、私の地元京都で開催!
「京都」と決まった時からほんとうに嬉しくて仕方ありませんでした。
今は拠点を東京に移していますが、京都で生まれて56年間住み続けた土地なので、
思い入れが非常に大きい!
身震いするほど心は躍っていました。
 
【左上】親しい方のお顔がたくさん見えてとてもリラックスできました
【右上】両サイドに4つのスクリーンが設置
 
【左上】 毎週火曜日は京都で3本のレッスン指導をしていますが、 このように講義することはめったにない!
【右上】木のイスだったので、長丁場はきついのではと心配しました
<パネルディスカッション:京都府市民の健康づくりに向けて>
座長:厚生労働省 障害保健福祉部 障害福祉課長 中島誠氏
パネラー:京都府栄養士会玉川和子会長、講師3人
 
【左上】中島座長のあいさつからスタート
【右上】玉川会長のご発言には会場から拍手が!
パネルディスカッションはいつにも増して深く切り込んだ本音と本質の議論になりました。
玉川和子会長の本質をついた言葉は胸にぐさぐさ突き刺さるような迫力です。
行動変容を促すとはどういうことなのか、その難しさ、
どのようにしてアプローチすればよいのかの具体例まで、
分かりやすく理論を踏まえて明確に話されました。
最後の質問に対しての村上祥子先生のアドバイスは、
それまでのすべての議論を完結したものでした。
基本にある「人への思いやり」がどんな難関も突破できると感じられるシンプルなお答えでした。
これらのおもしろさを引き出す中島誠座長の絶妙な判断と進行と最後のまとめで、
心に強く残る議論になりました。
こんなに心揺すぶられたパネルディスカッションははじめてです。
私はまだまだ若い、未熟者やとつくづく思い知らされました。
終了後、たくさんの参加者からほんとうにたくさんのお礼の言葉をいただきました。
私の大好きな村上祥子先生のファンがいっぱいできたこともとてもうれしい!
こんなにすごい先生たちとご一緒に仕事ができることを心から感謝いたします。
そして、さらに、もっと、もっと努力したいと思いました。
ありがとうございました!!!
もっとみる 2009/10月の活動報告(2)へ
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