レポート
REPORT

フィットネスセッション1日目
・Gボールの特性を活かした姿勢へのアプローチ
・姿勢や動きを変えるキューイング 〜心地よさに導くために〜

2015年5月3日(日)  東京YMCA東陽町ウエルネスセンター
レポート:中尾クラブ事務局 西浦正子

毎年ゴールデンウィークに開催されるフィットネスセッション、今年29回目のテーマは「姿勢 DYNAMIC POSTURE」ということで、まさしくJSAや太鼓ビクスを通して学んでいる"ど真ん中"の課題です。
3日と4日、計4つのセミナーを受講してきましたので、レポートします。

 
<5月3日12:30 - 14:30>
日本Gボール協会プロモーションセミナー「Gボールの特性を活かした姿勢へのアプローチ」

Gボールの指導は<G>グループ <P>パーソナル <S>スポーツの3分野に分かれているのですが、そのぞれぞれの指導・実践がどのようなものか3人の講師によって紹介され、実際にGボール体験をしました。

<G>姿勢への気づきを導くGボールエクササイズ:中尾和子副理事長

普段から「耳を肩に乗せる、鼻とへそをつなぐ」と言われていても、ついつい日常生活ではおろそかにしがち。Gボールを椅子代わりに座る時、これを意識すると、とても身体が楽で、整ったきれいな姿勢になっていると感じます。自分が感じるその心地よさをどう相手に伝えていくのか、地道に経験を重ねて学んで行かなければならないなーと思いました。

<P>Gボールで姿勢をリモートセンシング:山本哲二セミナーリーダー

体幹を調えるには股関節が大事!というテーマで、ボールを使ったスクワットをして、左右のバランスが保たれているか、左右どちらかが弱ければそれをどう調えていくか、一対一の指導のなかで相手の状態を見るポイントなどについて学びました。初めて体験する内容でとても面白かったです。もっと深く学んでみたくなりました。

<S>笑顔が姿勢を変える?動き豊かなGボールエクササイズ:長谷川聖修理事長

いつも楽しい長谷川理事長のレクチャーは自然と笑顔になって、心がウキウキして、音楽にのりながら歌いながら、気持ちよくエクササイズできました。ボールがはずむ力を利用するエクササイズを笑顔で楽しく行うことで、より効果的な運動になるということを学んだように思います。

 
<5月3日17:00 - 19:00>
姿勢や動きを変えるキューイング 〜心地よさに導くために〜

このセミナーでは、どうすれば相手の姿勢や動きを変えるきっかけとなるようなキューイングができるか、伝える力を養って、より良く導くための手法や大切なポイントを学びました。
後半はキューイングのモデルレッスンを通して、動く感覚を変えるために意識すべきこと、集中すべきことを練習しました。

姿勢や表情で相手の受け止め方が変わる

言葉だけで正しいアライメントに導く

相手の状態をよく観察して、観る力を養う

 

 

レッスン形式では、今やっていることが何のためなのか、そうすることで身体はどのようになるのか、キューイングを学びながら、自分の身体感覚に意識を集中しました

JSAを知って、認定コースで学んで以降、自分が知っていることを言葉で表現することはできても、相手にわかってもらうことはとても難しいと強く感じるようになりました。
パソコンのインストラクターだった時は「こうしてください」「次は○○しましょう」という言葉で、作業を促すには問題がなかったのですが、これは全く別物。姿勢や動きに気づかせる、感覚を変える、イメージさせるなど、どうすれば相手の心を動かす言葉はもっともっと多くの経験を積んで、他の人のキューイングから学んでいかなければと思います。また、自分自身の感じる力、見る力、そして正しい姿勢や正確な動きの向上も大事だと感じました。

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