JSA養成コースの３日目は主に指導スキルを学びます。指導とは伝える力です。しかし、一方的にこちらの伝えたいことを伝えようとしても伝わりません。対象者がすべて違うからです。その対象者がどのように異なっているのか、姿勢ひとつに着目しても驚くほどの違いが分かります。その違いを理解した上で、対象者が合点するように、喜んでもらえるように、伝えなければなりません。だからこそ、「伝える力」よりも「観る力」の重要性を感じます。そこで、まず、姿勢の見方からドリルをスタートしました。平行・均等・対称を目安に姿勢の左右差と前後差を観る練習です。

ほんとうに伝えることは難しいです。なぜならば、対象者はそれぞれ違った身体感覚をもっているので、そこを見抜いて伝わる伝え方をいつも考える必要があるからです。その伝える難しさを理解すればするほど、不思議に指導力は向上していきます。何事も気づきから始まるとつくづく感じました。
札幌から、三重から、八丈島からと、遠方の参加者も多いこのグループは格別です。集中力も明るさも学ぶ意欲も格別です！
すばらしいチームに心から嬉しく思いました。
私もがんばるぞ！