昨年のフィットネスセッションで初めて公開されたプログラム「ハンズオン」。その時は取材で参加したのですが、今回は1月に遅ればせながらJSAインストラクターの認定をいただいてからはじめての6時間セミナーを受講してきましたので、レポートします。
この日JSA初体験、という方もおられたので、あらためて2個または3個以上のボールのポジションなどを確認したのですが、 なぜかいつもより力が抜けるのに時間が長くかかりました。
体調やその日の気持ちのありよう、みたいなことで、リラックスできるまでに時間がかかったり、力が抜けるポジションや順序も微妙に違うように感じます。
<セミナー前半・マルチプルボール>
それに、JSAのセミナーは受けるたびに、あるポジション、たとえば、仙腸・腰仙関節に当てるにしても、その都度、先生から新しいアプローチ(こんな風にしてみたら、すごい良いねん!)を聞くことができて、家ですぐに実践できることが嬉しい。運動指導が本業ではない私でも、家族を相手にいろいろやってみせたりしてしまうのです。
ハンズオンは、見ているのと実際に自分で行うのとは大違い!
先生にしてもらうとほどけていくように感じるのに、自分が当てる手の力や重さを計りきれないもどかしさ。手を当てる側こそがリラックスして、穏やかな気持ちでいないと、ただ教えられるカタチだけを真似てもダメなのだと思いました。
<セミナー後半・ハンズオン>
みんなで試行錯誤、というか、七転八倒... そして、最後はリラックス。
それと同時に、普段の自分の動作、誰かに触れる所作みたいなことについても、あらためて思いをはせる経験となりました。
JSAを通していろいろ学ばせていただいているなぁ、と感じます。
ハンズオンはもっとたくさん時間をかけて、経験を深めていきたいし、人が人に対して伝える「手当てのちから」を、手を当てる側から、しっかり実感できるようになりたいと強く思います。
ありがとうございました。