認定講習会はスポーツ・パーソナル・グループと各2時間、合計6時間の長丁場です。
私、中尾和子はいつもグループを担当しています。
2時間しかないのに、伝えたいことが山ほどあり「落ち着いて、ゆっくり行こう!」と自分に言い聞かせるのですが、ばんばん言葉が走ります。
ボールの特性・指導スキル・エクササイズプログラムなどを通して、皆さんとともに運動の本質を共有したいと思いました。
ボールを脚の間にはさむのか、手に持って持ち上げるのか、ボールの位置でエクササイズが変わります。身体のポジションだけではない、ボールのポジションを学びます
ボールの転がりを利用して、可動域を広げていきます。自分に合った運動強度が見つかるだけでなく、細やかに調節できることが最高の効果を生みます
うつ伏せになるのと仰向けになるのでは全くエクササイズは違うものになります。
福岡大学の学生さんはいつもボランティアでサポートに入ってくれます。
学ぶことにとても熱心な人たちです。
教えれば教えるほど、「ボールはすごいなぁー」と気づき、そう思い続けて、十数年が経ちます。
こんなにシンプルなものが、こんなに複雑かつ多様な用途を潜ませている、「ボールの虜になってよかったぁー!」とつくづく感じた一日でした。