■活動報告一覧

■6月活動報告

◎日本抗加齢医学会総会市民公開講座　◎Gボール認定講習会　◎「メタボ課外授業」　◎JSA養成認定コース最終日　◎第８回抗加齢医学会総会懇親パーティ　◎杉並ウエストサイズ物語　開幕式 ◎PPKフィットネスin甲府

■■■　中尾和子*2008年6月の活動報告　■■■

日本抗加齢医学会総会市民公開講座 (2008/06/21　土)

「いつまでも若々しく生きるために」
場所：文京シビックホール　大ホール（東京都文京区・後楽園駅）
主催：　抗加齢医学会

とても充実した、観客を飽きさせない講演会だったと、
非常に多くの好評をいただきました。

まずは本番前の打ち合わせ風景ごらんください。

【左上】左から私、三浦豪太さん、三浦雄一郎さん、
手前右から司会の谷田部雅嗣さん、白澤卓二先生
【右上】雄一郎さんはますます若々しい・・・・感動です！

以下、7/8に加筆
速報を載せてから、ずいぶん経ってしましたが、そのときの模様を報告します。

基調講演の三浦雄一郎さんのお話はとても興味深いものでした。エベレスト頂上近くでの気温は最高５８℃〜最低マイナス３０℃、
１日で８０℃もの差があること、高度順応トレーニングの難しさなど、地上では想像できない過酷な状況のことやルート変更ハプニングに至るまで、驚くことばかりでした。
淡々と話されるのに、関西人に負けず笑いも取る！ユニーク！

その終わりかけに息子の豪太さんがエベレスト登頂のときの服装で出てこられたので、
プログラムにはないサプライズ出演で会場は大いに沸きました。

白澤先生の講演はいつものごとくテンポが良い！内容が濃い！勉強になる！
覚えたい情報が多いのでメモを走らせている方が多かったようです。
「長寿遺伝子は誰もが持っています。それをスイッチオンにするためには・・・」
誰もが病気になりにくい健康的な体になれる、医学的な証明とアドバイスは、誰もが喜ぶお話です

さぁ、私の出番です。
いつものごとくレオタードで出演

後ろの2人はアシストしてくれた
黒田かおりさんと宮川真希さん

今回は本番前にそうとう焦りました。この会場では、私が提唱していることが体感し難いと気づいたからです。まず、骨盤底筋群を稼動させるための「小さく座る」これができない！なんとお尻が包まれるようにぼこっと入ってしまうイスなのです。おまけに会場からはステージが俯瞰できるように床も斜めになっているので、立つだけで「つま先」にぐっと体重がかかってしまいます。｢足裏全体に体重を！｣はまったく無理なことも、この当日になって分かった次第！とうぜん考えていた講演内容は変更、パワーポイントを使うか、どのように展開するか楽屋ミーティングは申し訳ないくらい私の講演内容のことばかりに集中しました。そして最終的にゲストの皆さんに総出演してもらうことに決定、お客さんが体感できないことをゲストがやって見せるというパターンになりました。いつも感じないプレッシャーと再構成のことで私の頭の中はぐちゃぐちゃしたまま本番突入しました。

【左上】思いのほか観客の皆さんも一緒に動いてくださいました
【右上】私は疲れない座り方の骨盤の位置説明をしています

そして座骨の確認・・・
ゲストが舞台でやると迫力あります

手前から三浦雄一郎さん、白澤先生、私、
豪太さん、谷田部さん

NHK解説委員で司会をされた谷田部さんが一番協力していただけました。

骨盤が明らかに後ろに傾いているので、姿勢を直すたびに、
見ているお客様から笑いが起こります。
でもそれ以上にご本人が驚いていらっしゃいました。

＜パネルディスカッション＞

ステージにはゲスト全員がそろっているので、急遽、休憩なし、テーブルも出さず、
何の舞台設定もないままパネルディスカッションに突入！！！

「私はこのためにスカートをはいてきたのに、レオタードのまま？着替えない？」

【左上】雄一郎さん
【右上】豪太さん

【左上】私
【右上】白澤先生

このパネルディスカッションはそれぞれの専門分野からの考え方を話し、
また、実際にやっていることを紹介したので、
楽しみながら真剣に聞いてくださる会場との一体感がありました。
最後には神や霊の話まで出てきて、
それをまた否定しない白澤先生の意見にも非常に感心しました。
三浦家の夢に向かって突き進む、底抜けに明るいパワフルさと
自らも食と運動を実践する科学者であり医師である白澤先生の行動力など、
あらためてすごい人たちのエネルギーを肌で感じた一日でした。
心からうれしく思いました。
ありがとうございました！！！

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第１８回Gボールインストラクター認定講習会 (2008/06/22　日)

会場：国立オリンピック記念青少年総合センター（渋谷区・代々木）
主催：NPO日本Gボール協会
協賛：明治乳業株式会社　　株式会社ギムニク

この講習会は日本Gボール協会の認定を取るために
必ず受講しなければならないものです。
今回は新規の方がたくさん参加されていたので、
Gボール協会の目指すことやボールの優れた点などの説明にも時間をかけました。

【左上】真剣なまなざしが強い向学心を感じさせます
【右上】資料を手にそのまま実技も体感します

【左上】JSAジョイントスケーティングアプローチも紹介しました
【右上】ボールに肩関節を押圧するのですが、以外に難しいんです

【左上】骨盤の後傾と前傾の重要さも感じてもらいました
【右上】後姿からも集中した熱心さが分かります

今回の講習では私が今最も傾注していることを伝えました。
タイトルは「脱メタボを成功させたボールエクササイズの運動処方」
一番強調したことは、運動習慣のない、
また、スポーツクラブに行けない人を対象に考えること。
少しでもフィットネスシーンを広げるには、激しい運動ではなく、
その人の生活活動が良くなることを目的にすべきだと考えているからです。
皆さんの共感してくださる目がうれしくて仕方なかったです。

ありがとう！

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「メタボ課外授業」　(2008/06/15　日)

主催：グラシアス株式会社
場所：デポルテ健康倶楽部（台東区）

白澤卓二先生（順天堂大学大学院教授）と私中尾和子とのコラボレーションセミナー、
ここ谷中にグランドオープンしたデポルテ健康倶楽部のイベントとして、
「メタボ課外授業」が開講されました。
この施設は非常にバラエティに富んでいて、アロマの部屋、講義ができる部屋、
調理室、運動スペースのスタジオ、手浴、足浴まであります。
健康のためにやりたいことが全部そろっているといった感じです。

この施設での、このイベントは、大変面白い試みでした。
【左上】白澤先生。長寿遺伝子についての最新情報や食事と長寿の関係、
運動にいたるまで、先生のお話はとにかく勉強になります
【右上】私は、よい姿勢がどれだけ大切かを説明しています

【左上】座骨を突き刺す！参加者は手をお尻の下において座骨の確認真っ最中！
【右上】胸郭の広がりと横隔膜の動きを学びます

【左上】そして、いつものごとく腹筋です！
【右上】グラシアス株式会社の若生社長も率先して参加してくださいました。すごい！

メタボとは何であるか？それがなぜよくないのか？ただの説明に終わらず、
どうすればよいのかを具体的に伝え、また、体感してもらうセミナーです。
遺伝は２５％、後は自分の行動でより健康的になれる、
そんな白澤先生の説明を聞いて皆さんやる気満々！
集中した濃い３時間でした！
またひとつ、地域に根ざした嬉しい施設が開設されたと実感しました。

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JSA養成認定コース　最終日　(2008/06/08　日)

会場：東京芸術大学体育館　（東京・上野）

JSAの試験日です！
午前中はひたすら復習と確認、覚えなければならない知識もいっぱいあるけど、
フィットネスインストラクターに求められるのは指導力！
正確なフォーム、そこに導くための指導スキル、
その時々でのプログラムの組み立て方など、習得していくことはたくさんあります。
でも、いつも思うのです。目標を持って進んでいる人たちは
こちらも嬉しくなる気(エネルギー)を感じます。

一緒にいるだけで楽しくなるわくわくさせられる気です。

【左上】試験前のトイレ休憩、ボールがいっぱいの体育館は気持ちも弾んできます
【右上】田口先生到着、実技試験の始まりです

【左上】試験はみんなで一緒に乗り越えます
【右上】筆記試験の様子です

試験終了後、もう一度フォームのチェック、
骨盤の後傾より前傾がむずかしい

JSAの試験はその場で合否が分かります。実技は全員合格！
しかし、フォームをもっと正確に確立するため、
田口先生が一人ずつのフォームを再度チェックしていきました。
そして、どうすればもともとよい指導ができるのか、まとめのアドバイスで終了しました。みんなでがんばったという気持ちです！ありがとうございました！

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第８回　抗加齢医学会総会　懇親パーティ　(2008/06/06　金)

会場：東京国際フォーラム（千代田区・有楽町駅前）

今年「第８回抗加齢医学会総会」の会長を務められた白澤先生(順天堂大学大学院教授)から、
懇親会での｢アンチエイジング運動｣の依頼を受けました。
たった10分間しかなく、でも、参加されている方はお酒を飲み食事をされています。
そんなときに「ええの？」と思いましたが、
全く自分の知らない世界に行ける好奇心のほうが勝って
｢がんばりまーす！｣と即答していました。

懇親会が始まる直前に、今朝ネパールから帰国されたばかりの三浦雄一郎さんが
息子の豪太さんと一緒に来られたので、会場内は騒然となりました。

【左上】三浦雄一郎さんは大変お元気な様子で「エベレスト登頂成功」の感想を話されました
【右上】三浦豪太さんは脳へのダメージもなく全快したことも報告されました

三浦ファミリーをサポートしている白澤先生へのお礼、報告、感謝の言葉のあと
雄一郎さん「80歳にもう一度チャレンジしたい！」
豪太さん（慌てて）「家族会議で話し合いますので、今の父の言葉は忘れてください！」

服部幸鷹さんもごあいさつされました。
この時私は着替えていたので聞けなかった、
残念！

サーブされた料理は白澤先生指導のアンチエイジングメニュー

そして、宴たけなわの真っ最中、私の出番が来ました！
レオタードに着替えて、一杯ひっかけた赤ワインで軽く酔っ払い、
とても心地よく舞台に上がりました。

白澤先生もいっしょに舞台の上で
｢アンチエイジング運動｣をしてくださいました。

肩の上げ下ろしで、
首や肩のまわりをほぐします。
気づかなかった緊張がゆるむと、
自然に顔もリフトアップします。

グラスをテーブルにおいて、
ひとり、またひとり、すこしずつ、
釣られるようにして、
手がだんだん上がります。
パーティとは思えない？

みなさん！ほんとうに！
白澤先生かっこいいでしょ！
欲を言うと、もう少し肋骨が
閉まってほしいのですが・・・

太陽礼拝のはじめのポーズで締めくくりました。
終わってから、とても気持ちよかった、と
たくさんの方から声をかけられました。
うれしかった！

喜ばしいことに、昨年の9月から3ヶ月間行った
「ボールエクササイズでのメタボ予防運動」の治験結果もこの学会で発表されました。
この治験に関して、白澤先生と私中尾の共著本
「脱メタボの運動箋　ボールで作る快適ボディ」がDVDつきで、近日発売予定です。

この本は私のコンセプトをすべて分かりやすく説明し、指導しています。
少しでも自分の身体に興味を持って、
少しでも自分の身体をケアする人が増えることを願っています。
身体は使ったように変化することを真剣に伝えていきたいです。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。

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杉並ウエストサイズ物語　開幕式　(2008/06/07　土)

写真と構成：studio-dune

会場：荻窪体育館（杉並区）

内臓脂肪を減らして、家族や仲間の笑顔を増やそう
　「杉並ウエストサイズ物語」は、杉並区によるメタボリックシンドローム予防のための活動。
区内からチャレンジャーを募り、おのおのが具体的な目標を定め、
開催期限内に達成できるよう励ましあうというユニークなイベント。
（なんと、今年で三回目というのが驚きです。杉並区は時代を先読みしていますね）

中尾和子は、その開幕式で「メタボ撲滅に役立つ体操の指導」を担当することになり・・・

【左上】広くてキレイな荻窪体育館に、チャレンジャー達が決起！
【右上】参加者代表の二人が、具体的な目標を掲げて宣誓を述べられました。

【左上】イベントのオープニングにつきもののテープカットも、こんなにユニーク
ウエスト測定のメジャーに見立てたテープをおなかに巻きつけてカット
【右上】第二部・中尾和子コーナーが始まります。

中尾流　日常生活の中での「運動」の考え方

これまでの生活習慣の結果として、今の自分の体がある
しかし、使ったように変わってゆくのが体である
体の使い方を変えるのは、今の自分の意識である

運動とは、脳を鍛えること
　　　筋肉を鍛えても　神経が使えなければ体は動かない
ただ動くのではなく、意識して動くこと
　　　やらされてイヤイヤ動くのではなく、意識して意識して、意識して動くこと

どうやって座るか、どうやって立つか、どうやって呼吸するか
　　　毎日1回でもいい、思い出して意識するだけで、必ず体は変わってゆく

【左上】「坐骨を突き刺して座ります」
【右上】「カラダに聞いて下さいね？　体重はどちらにかかっていますか？」

【左上】息を吐きながら、ウエストをアイスクリームのコーンのように絞って・・・」
【右上】「息を吐いて、お腹をえぐるように使って、息を吐ききって、」

【左上】「ちょっと腕を前に出すだけで、腹筋にきますね。地味に厳しいですねー」
【右上】「背中を引き摺り下ろして肩を下げれば・・・
　・・・腕はもっとスルスル上がります・・・　みなさん大変にキレイです！」

1時間と10数分はあっという間に過ぎました。
やや緊張気味に始まったイベントでしたが、後半へ進むに従い、
お馴染み和ちゃんの京都弁による「一人二役ボケ＆突込み」が炸裂、
会場のあちこちから笑い声が上がり、とてもリラックスした雰囲気でした。
＜緊張せずに集中する＞というのがどういうことか、良くわかりました。

【左上】司会は長崎宏子さん。美しいお姉様でした。
【右上】イベントが終わり会場をあとにする参加者の方々。心なしかスッキリ見えます。
中尾イベントのお約束「出るときは　来る時よりも背が高い」