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■■■ 中尾和子**2007年11月の活動報告*special ■■■

ドイツ出張フォトアルバム

2007/11/10〜19
中尾和子は、Gボール講習会のためドイツへ出張させて頂きました
滞在中に撮影したドイツの風景を皆様にもお見せしたく
ここにフォトアルバムとして公開させて頂く運びとなりました

ドイツ、フランクフルトに到着! 11月10日

到着後、ミュンヘンへ。雪と霧のため飛行機がかなり遅れました。空港で待っている数時間の間に、身体が冷え冷えしてきます。「現地気温はマイナス1度!」とアナウンスを聞いて「げぇー・・・・・!」 寒さに非常に弱い私にとっては苛酷なドイツになるのでは?

【右】未来都市のようなフランクフルト空港(うわぁー!遠いなぁー!) 乗り換えに長い距離を歩き、何度もチェックされました。 テロに狙われやすい空港なのだそうです。

11月11日

昨日ミュンヘンに来られたことは奇跡的だったらしい!それほど天候が最悪で、高速道路は完全にストップし、国内の交通はめちゃくちゃ!
ミュンヘン市内観光のため、雨と立っていられないくらいの強風の中を、駅に向かってひたすら歩きました。

【左】 やっとたどり着いた駅のホーム
(穏やかな一瞬のシャッターチャンスで)
これからミュンヘン市内観光です。

芸術家の家

博物館のような美術館のような家、1830年ごろに建てられ、第2次世界大戦でほとんど崩壊した。それを1971年から復興に向けスタート、個人の持ち物というのがすごいところで、今のオーナーはマイヤー グラッシンガーさん、ミュンヘン市から保存を依頼された建物。

このツアーの企画・通訳・コーディネーターの立野由美子さん(マイヤーさんと友達)のおかげで、普通では入れない部屋もすべて見せてもらえました。
この家の目的は芸術家を育て、援助するためだったそうで、秘密の地下室には芸術家だけではなく政治家などもたくさん集ったのだそうです。ビスマルクや画家のカールズバッハなど有名人も頻繁に出入りしていたとか!


【左上】マイヤーさんの仕事部屋、すべての家具や置物は博物館に飾るほどのものばかり、
昔のままに置いておくのだそうです
【右上】 シャンパンとかわいいクリスマスプレゼントで迎えられ感激!
左から立野さん、マイヤーさん、私、住本さん、長友さん


【左上】16世紀時代の絵があちこちにかけられているイベントホールも博物館のようです
【右上】この一個のシャンデリアには400個の電球があるので磨くのはそうとう手間だとか


【左上】ホールの外
【右上】階段上から見た玄関ホール


【左上】地下への壁には芸術家たちの思い思いのデッサンや絵がいっぱい
何かがあるごとに集まってきた芸術家たちが、酔っ払った勢いで描いたものも少なくないそうです
【右上】地下室へのドアー この扉の向こうはどんな部屋?


【左上】この地下室に芸術家や政治家などが集った、樽の蓋に絵が描いてある
イスとテーブルは歴史の重みが感じられる16世紀のもの
【右上】このドアーの向こうに何があるでしょうか?

          ↓↓↓↓
         ↓↓↓↓

       はい!正解はボーリング場


【左上】木製のボール、木製のレーン、木製のピン、すべて手動です
【右上】ピンもボールもかなり重かった

ミュンヘン市内

ミュンヘン市内にも強い風が吹き荒れていて、寒さに震えながらの観光です。


【左上】日曜日だったので閑散としています
【右上】ショッピングモールのドアーの取手に鎖がかかっていますね。
日曜日なのでほとんどのお店が閉まっていました。
買い物狂の私にとってはラッキーだったかも?
【左下】 聖母教会:ものすごく大きな双子の塔、私が前に立っていることに気づきますか?


【右上】ミュンヘン新市庁舎:マリエン広場が前に広がり、壮大な空間を楽しめます



【左上】HBホーフブロイハウス:ヒットラーがここで決起集会を開いたことで有名な場所、 今はビアホール、吹奏楽隊が民俗音楽をすごい音量でがんがんやっていました。 にぎやかさを通り過ぎていて、やかましい?
【右上】レジデンス:ヒットラーの兵が1キロ以上に及ぶ石畳にぎっしり並んだそうです。

【左】電車を待つ人の風景が少し変わっていますね? 自転車・動物・なんでもOKなんだそうです(乗れる車両は決まっている )

ローレ・アンダリック先生にモンテッソーリを学ぶ 11月12日

モンテッソーリ教育の第一人者であるアンダリック先生宅で研修
国際モンテッソーリ治療講師でもある立野由美子さん、
実はアンダリック先生の愛弟子だそうです。
そのご縁のお陰で、今回の研修が叶いました。
直接教えてもらえるチャンスなんてめったにないこと、
どんな教育理論なのか興味いっぱいで臨みました。

【左】アンダリック先生邸
1階には子どもの学習部屋がいくつもありました。
子どもが引き継いでしまう、親の抱えている問題や課題にも目を向けられるように、ここでは母子が一緒に学ぶクラスもあります。

モンテッソーリとは治療教育とも言われているのですが、
この教育哲学を2日間にわたって学べたことは、これからを考える非常に良い機会になりました。

【左】ローレ アンダリック先生
なんと昼食も夕食もアンダリック先生が用意してくださいました。 偉大な先生なのになんと優しくパワフルなことか、接しているだけで幸せを感じるのです。 このような人になりたいと心から思いました。
【下】楽しい食卓

モンテッソーリの教育哲学の説明に何度もうなずき、感心しました。 愛情あふれる緻密な方法は次から次へと好奇心を揺さぶります。 もっと深く勉強したいとやる気をそそられます。

指導者としての私の信念に共通していることがあまりにも多いので、 喜びを感じるとともに、 自分のやっていることを承認してもらった気がしました。うれしい限りです。

子どもの年齢や能力によって、
部屋の環境や教材が整えられています。
どのようにして学習していくのか、
実践方法と指導テクニックも学びました

【左】貝殻でどのように導くのかを実際に教えてもらいました

そして学びながらバイエルン地方の文化に触れ、普段の生活環境に身を置くことができました。
【下】暖炉のある暖かいリビングで夕食が始まります

心に残った言葉

子供の
・本能的にやることをどんどん削られている
・意識的にすることには、その前に命令されている
・本来の原始的な動きは無視されている

お城のホテルパッサウ  11月14日

老人宮殿での楽しいひと時のあと、案内してもらったホテルはお城でした!
到着した夜は暗くてさっぱり分からなかったけど、朝になってやっと見えた!
雄大な景観と澄み切った空気の冷たさに・・・鳥肌が立った!ぶるぶる・・・


【左上】三角の塔がある建物の部屋に泊まりました
【右上】何か分からない?お城の一角
【左下】 入り口の門にあった紋章?


【右上】私の部屋からの景色、城壁が続いています



このあと、車でオーストリアに。
(ちょうど鉄道がストライキ中で、 唯一オーストリア鉄道だけが動いていたからです)
パッサウでの観光は断念、とにかくザルツブルグ行って、そこから車で再びドイツへ入ります。
ややこしい、だけど、楽しいハプニングだらけの行程になりました。

 

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トラウンシュタイン  11月16日

生活支援センターで指導した翌日、朝からミニ観光スタート、
夕方に幼稚園で指導することなど忘れ、はしゃいで出発!
アンゲリカさんが案内してくれた近所のバンベルグ教会、
何かあるごと、ここに集まるのだそうですが、なんと立派な教会か!


【右上】中に入ってもっとびっくり、ゴージャス!壮大!

ここで仕事をしていた方が私たちを見つけて
「説明聞きたい?」と来てくださいました。
いっぱい説明してもらったのに 、
あまりに複雑で覚えていない!
ただ、この教会を建てるのに資金を出したスポンサーが、 天使に混じって描かれているのには驚きました!

ここで、一言ドイツ語
「ダンケ」は「ありがとう」
「フィリンダンケ」は「ものすごくありがとう」
「ゴッツァダンケ」は「もうええわ」
ここで私は勘違いをして、説明してくれた男性に「ゴッツァダンケ!」といってしまいました。
「ごっつい=大きい」だから、「いっぱいありがとう」だと思ったんやけど?


【左上】教会の裏からの眺め
【右上】なんと教会が地ビール工場を経営していました!
地元では有名なだけあって、とてもおいしい地ビールでした!

この後、乗馬療法が行われているところを見学に行きました。 このイージングの町全体が馬に関係していて、競技施設や練習場すべて揃っていました。
残念なことにそれらの写真は撮れていなかった・・


【左】アンゲリカさんの馬
 (乗馬療法で活躍しています)

【左上】恐る恐る近づいて、何とかにんじんを食べてもらった
【右上】馬のほうが好奇心旺盛?

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キームゼ湖の島巡り

続けて船に乗り、キームゼ湖の島巡り


【左上】船の中でアンゲリカさん、ご主人、末娘のサラちゃん
【右上】キームゼ湖にはたくさんの島があります

ある島に着いたら・・・こんな景色でした


【左上】こんなに寒いところを歩くとは思ってもみなかった
【右上】木々に積もった雪がメルヘンの世界を作っています

そうして連れて行かれたところは・・・・


お城でした!(バイエルン州・ヘレンキームゼー城)

バイエルン王ルートヴィヒ2世がベルサイユ宮殿にあこがれて建てただけあって、内側の贅を極めた絢爛豪華さに、ぽっかり口があいたままでした!撮影禁止で、写真をお見せできないのが残念です

寒くないと言い聞かせても・・・・冷え冷え・・
その地方の歴史を学び、文化に触れると、不思議に住んでいる人たちと近しい気持ちになれます。寒くてもやっぱり観光は楽しい!と思いました。
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最後のドイツレポート 11月17日〜

11月17日 最後の日はずっと山で遊びました。


【左上】最後の日にやっと晴れて、ドイツアルプスが見えました!
【右上】車で1500m以上上がったので、空気のなんと澄んでいること!

【左】11月18日ザルツブルグから
帰国の途につきました



たくさんのことを学び、考え、感じた10日間でした。
外国に来ると、日本のことや日本人のことをより深く思います。
日本人として「どうありたいのか?」自分に問いました。
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